| 吉備路ラリーレポート |
| 2001年3月11、12日 |
今回は、はるばる岡山、吉備路への遠征ラリー。
のっぽさんとともに突撃なのだ。
一日目、いい天気で田舎道を集団走行。
スタート直後からかなりのハイペースでだらだら登りを
走る。体のキレが悪かったオイラは後半を考え、あまり飛ばさない様に
したけど、背後に数人しかいないような順位。今日はきっついなー
とおもいつつ担ぎへ入ると状況悪化。ぜんぜん登れず、もうアカン
とちょっと休憩してると後ろから耐久のスペシャリスト森田宮子さん
がきた。森田さんは耐久レーサーでありつつ、ラリーでは「ロストの女王」の名で
有名で、99年の北摂では大量の集団を率いて迷宮へ大ロストした伝説
の持ち主です。
コバンザメ走法(自分では地図がわかんないのに地図がわかる人を
当てにしてくっついて走り完走をめざす卑怯な人)のわたくしとし
てはかなり悩むものがあったけど、森田さんも調子がよくないようで
地図よみはともかく今の僕にとってスピードを維持するパートナーにもって
こいなので2人でランデブーへ突入!地図がわかんないわし&ロストの
女王、この先どうなることやら・・・。
前走のタイヤ跡を見ながらしばらく粘りの納豆走行を続ける。 中盤から以前森田さんと一緒にツーリングにきた道と同じコースに入る。 わかる道じゃっ。助かった。と思ったのもつかの間、よく考えてみると わしはしょっちゅう走ってる中山でも「どっちやったかいな?」と 迷ってしまう、超メモリー不足男。かたや森田さんも、前回の北摂では 1週間前にツーリングで走ったことのある道順でロストする人。 やっぱこの先もヤバイかも。不安を胸にすすんでゆく私。 しかしなんやかんやと順調に送電線巡視路をトレース。ペースも結構 はやいし、ちょっとずつ追い上げてるはず・・なのに前はなかなかみえない。 こりゃ順位も厳しいかな?
走りつづけつつ先導の森田さんがシングルトラックの入り口で迷うこと数回。しかし、 ほとんど道順がわかんないわしが、たまたま「こっちじゃないかな?」 と突入する道がまいどまいど的中!ウオーわしらって超ナイスコンビネーション! ロストせずに走っていくと、時折ミスコースからカムバックする選手に 会う。ぜんぜんへこまずぐいぐい抜いてゆく。ようやるわ。
ブリーフィングで「池のほとりを巻いて50mほど担ぎ上げがあります。」 と言っていた地点に到着。50mならしゃーないわと前方の山を見ると 遠くで壁のようなはげ山を虫のようなものがいくつかはいつくばっている。 なんじゃろあれは?と目を凝らすと、自転車をかついではい登るラリーの選手だった。 一瞬わが目を疑った。あれのぼるの〜?! 表情ひとつ変えずに「しゃーないなあ」と言って浅い底の10メートルほどの川状 のところをびちゃびちゃ歩き渡り、そのはげ山へ向かう森田さんにもたいがい びっくりした。やっぱラリー走る人ってなんかおかしい。いや、絶対おかしい。 やむなく登頂開始。急斜面で担ぎがキッツー。しかも地面はイバラが多くて とげとげ。ひっかかりながら無理やり登っているとトゲがクツの中へ進入。 ちくちくしながらハイつくばって登ってると、今度は土踏まずとクツの あいだに入ってきやがった。バランスを崩してふんばると土踏まずがクツ底 に密着してトゲがプチってささるシステムが構築された。もう泣きそう。 なんとかクリアしクツもはきなおして再びライドへ。
とちゅうもりさきさん(のっぽさん)が真っ青な顔してスローライドをして いた。なんでも「超ゲリピー状態」だそうな。わしはゲリにはならないが しょっちゅうもよおしたくなるので気持ちはよくわかるけどゲリー中のあなた をおいてラリー中のわしらは一言三言交して去る。やっぱ人がいると野○○ できひんもんね。わしなりの思慮じゃ。順位繰り上げカウント、チーン。 しかし森田さんとのランデブーはスピードが速くていい感じ。後はわりかし 順調に進行。途中でパンク修理中のミスターウエダ発見(ちーさんの相棒) 「気の毒に」と言いつつまた順位ひとつ繰り上げを勘定、チーン。
最後まで大きく迷うことなくゴール!新川さんと2人のライダーがいた。 あー疲れた。他のライダーはみんな宿に向かって風呂の支度でもしてんのかあ。 とおもいつつ、新川さんの順位を聞くと1位とのこと。やっぱすげえなあ。 2位3位はその場にいた人だった。4位5位はだれかなと思ってスタッフに 聞くとそれは「アナタ達」ん?なんですか?はあ?「エー!!!」もしかして それってすなわち私達?そう、森田さん4位、わし5位の好成績で一日目を 終えたのだった。ちゅうことは他の大勢がロストしてる間にいつのまにかわし らはさくさく抜いて行ったようだ。うーん、ラリーとは奥深し。 1位の新川さんは走行中にメットの隙間から枝が頭に刺さって流血状態。 えらいこっちゃだが手当てもそこそこにみんなに説明して回ってる。 なんかうれしそうに見せびらかしてるみたいだ。わしの分析によると新川さん の毛髪が人並みならば枝が刺さる前にクッションが効いてそんなケガには至ら なかったと思われる。毛がなくてケガあり。かわいそうにー。(わしも人ごと ではないが・・)
主催のモリヤスさん考案のナイトライドラリーが予定されていたが、 夜、雨でラリー?難儀やなー。はよ風呂はいってのんびりしたい。みんな懸命 の抗議も聞かず頑固にナイトライドを決行しようとするが、雨が激しくなって 中止に。ああ残念とは口先ばかりに喜び勇んで風呂に直行の選手たちであった。
部屋割は適当だがモリサキさん、新川さん、ミスター、ち〜さん、大塚くんが 同室。わしのパーフェクトマップ攻略にみんな感嘆している。わしももうすぐ 正真正銘のラリースト?ふっふっふ。野望がちかづいていくぜ。
翌朝はいい天気。体のキレは戻ってきた。今日はちと飛ばせるかな、 なんて考えてると、のっぽさんいわく、「調子に乗ったらロストしちゃうのよ。」 うーんでも、昨日の好成績とパーフェクトマップ攻略があればラリーストの血が燃えて来る。 (森田さんについてっただけなのにとんでもなく勘違いしてるわたし・・・) 序盤から上位陣についていく。ナンとかなるかな?と思うのもつかの間、 担ぎゾーンでホンモノのラリーストたちにさくさく置いていかれる。 乗っては近づき、担いで遠のきだんだん孤立状態に陥ってゆくのであった。 うーん、とりあえずマイパーフェクトマップをたよりにちびちび走行を続ける。 しばらくすると昨日3位だった塚田さんに会い、また走ってると ロストから復帰する新川さん一行に遭遇。ここでわしゃあ迷った。 昨日トップの新川さんにひっつくか、このまま昨日3位の塚田さんと走るか。 走行してる間に、新川派、塚田派でルートが分かれようとした。 早く決断せねば!!!そこでわしゃ考えた。新川さんは今ロストしていた。だから この区域では再びロストする可能性もある。一方塚田さんはスピードそこそこ、 ルート堅実というラリーならではの走りをする感じの人。よっしゃ、 塚田さんと行くことに決定。山間をしばらくランデブー。が、どうもへんだ。 なんか地図にのってない道がいっぱいある。塚田さんいわく。「いまどこか わかんないなあ。」ゲー、んなアホな。わしゃあんたがたよりやがな! 頼むでホンマ。新川さんについてったら良かった。 とりあえず走りつづけるが長い下りをかなり降りる。 地図がわからないわしでもなんか下りすぎのような気がする・・。 もし間違ってたらまたのぼらなあかん。そんなんなしやでえ。たのむわ。 と思ってると途中から一緒にきた昨日2位の人がきた道をひきかえそうと した。ここでもわしゃ迷った!!2位の人か、塚田さんか。どっちを選ぶ? 2位の人はスピードが速い。担ぎゾーンがあったらまた引き離される。 やむなく塚田さんとともにゆく。でもやっぱし間違いだった。2位の人 にくらいつくべきだったか?(しかしこの2位だった人はもう一回大ロスト したらしい)ひき返してはしること数分、ゲリピーののっぽさんに遭遇。 わしらの見つけきれないでいたルートにするりと入るとこだった。 「これか!」正規ルートにやっとこさ戻り再びスピードアップ。後ろでのっぽ さんと塚田さんが言葉をかわしている。 のっぽさん「クイズポイントの番号31ですよねえ。」 つかださん「えっ、32だった気がするんですが・・。」 わしは心の中で「クイズポイントなんてみてねえ。見逃しちゃった・・。」 と思う。塚田さんが話し掛けて来た。「32ですよねえ」 わし「えー僕は31とおもうんですけど・・」といい、とりあえず 塚田さんを混乱させておいた。 ここでまた決断の時じゃ。クイズポイントの答えを31と言うか、32と 言うか。なやんだ。しかし塚田さんに言った手前、31で通すことに。 チェックポイントに到着。スタッフが言う。「クイズの答えは?」 塚田さん「31」わし「31」。塚田さんも結局わからなくなったようだ。 ロストのタイムロス&クイズで間違えるとペナルテイで上位が遠のく。のっぽさん の言葉を思い出す。「調子にのるとだめよーん。」身をもって思い知る。 やがて道順がだんだん単純になり、地図と走行地点があうようになってきた。 終盤で登りが続く。塚田さんがアタックしてきた。ここでまた決断のとき。 アタックをつぶして逃げに入るか、ぴったり背後にはいるか。わしは、 ルートが単純になってきたのを見計らいアタックをつぶしてひきはなすことに。 すると前走者が階段をかけあがるのが見えた。あそこがルート分岐だな? すかさず進入。ダートの登りでちぎる。分岐点で悩むが看板発見。ルートが わかった!!!もうチョいじゃ。きつい勾配の下りを軽快に走ってると森田さん に遭遇。「最初からこの人と一緒に走ってりゃよかった。」と後悔する。 くだりきるとゴール!8位じゃ。なんとか耐えたな。ああしんど。 しかしわしの性格がよく表れた展開だったと思う。めっちゃおもろかった。 実際足があるだけでもダメだし担ぎもできないとダメだし、ロストしちゃだめだし ほんま奥深い。
表彰式での順位発表。わしの順位は?駄々駄々駄々駄々駄々駄々♪ 4位!!すっげえー!!マジポン?マジなのよこれが。ふぉっふぉふぉふぉ。 ちゅうわけでラリー2戦目にして上位に食い込んだのであった。 わしもトップラリースト?(でもいまだに地図が読めない・・・)
またまたやるぜよ!といいたいとこだが近郊のラリー開催がしばらくない のでツーリングとれとれ&クロカンモードでゆくのだ。 みんな!あったかくなってきたじょ。山いくでえー。
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| 以上おやぶんでした。 |